きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2012.6.4

ようこそいらっしゃいませ。

ご承知のように英ダービーはモンジュー産駒キャメロットが圧巻の末脚、ラスト1ハロンで5馬身も千切ってしまいました。この馬、強いです。底が知れません。『セントレジャーも選択肢のひとつ』とオブライエン調教師。『私たちも歳をとったから伝統が大切に思えてきた』はクールモアの総帥ジョン・マグナー氏。ニジンスキー以来42年ぶりの三冠馬誕生が見られるかも。

三冠馬と言えば、今週末のベルモントSではアイルハヴアナザーがアファームド以来34年ぶりのアメリカ三冠馬にチャレンジします。ベルモントの2400mには魔物が棲む?我がサンデーサイレンスはじめ数多くの名馬が三冠目前で敗れてきたのも確かです。

でも、有力馬はほぼ勝負付けが済んだと思える相手ばかり、二冠連続で小差2着のボーディマイスターの姿はなく、上がり馬にもこれといった存在は見当たりません。三冠馬誕生の確率はかなり高いように思えるのですが。

さて、仏1000ギニーを完勝したディープインパクト産駒ビューティーパーラーを筆頭に日本がらみの馬の活躍が目立つのが今シーズンの欧米のトレンドです。三冠目前のアイルハヴアナザーはトーセンラーやスピルバーグの半兄フラワーアレイの産駒です。ボーディマイスターは父がエンパイアメーカーですね。

英オークス馬ワズは高松宮記念シンコウフォレストの姪で半兄シャンパンスコールも輸入されています。英ダービーで2着に健闘したメインシークエンスという馬は、今季の新種牡馬アルデバランが残してきた仔です。新種牡馬で注目度トップのチチカステナンゴ、産駒のザオノアが昨日の仏ダービーを勝ちました。世界との距離が縮まっているようにも感じます。