きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週日曜日、夏の福島競馬を締めくくるハンデ重賞七夕賞が開催されます。七夕は、天の川を隔て別れ離れで暮らす織姫と彦星が年に一度、7月7日の夜に会いに行く日とされています。

牡馬と牝馬が夏の福島を舞台に再会する、七夕伝説を反映したそんなレースを夢想したくなりますが、昨年はイタリアンレッド、アニメイトバイオの活躍したものの過去20年見てもほぼ牡馬が独占状態が続いています。牝馬の出走頭数を見ても、2011年…2頭/17頭中、2010年…2頭/16頭中、2009年…1頭/16頭中、2008年…3頭/15頭中、2007年…0頭/16頭中、2006年…0頭/16頭中、2005年…0頭/10頭中、2004年…0頭/10頭中、2003年…1頭/13頭中、2002年…0頭/14頭中、2001年…1頭/16頭中、2000年…0頭/13頭中、1999年…1頭/16頭中、1998年…0頭/16頭中、1997年…0頭/ 9頭中、1996年…3頭/18頭中、1995年…4頭/14頭中、1994年…1頭/13頭中、1993年…3頭/16頭中、1992年…1頭/10頭中と牝馬が出走し難い状況も背景にあるようです。

サマー2000シリーズの開幕戦でもある七夕賞にはトーセンラー、ダイワファルコン、タッチミーオート、シンゲン、ゲシュタルトなど好メンバーが揃いました。そんな中、ただ1頭牝馬での登録となったアニメイトバイオに天の川を駆ける織姫のような走りを期待したいと思います。

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