きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

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明日のコーラル・エクリプスSに出走予定だったソーユーシンク、残念ながら脚部不安で回避することになったようです。彼は今秋からオーストラリアに帰って種牡馬入りしますから、このまま引退ということになりそうです。

オーストラリアで5勝、英愛で5勝、計10個のG1を制覇、これは欧米で走った牡馬としては傑出した実績です。牝馬は長く走ることや限定レースなども多くあって、ゴルディコヴァの14勝、ゼニヤッタ13勝、ブラックキャビア12勝、ダーレミとミスクエが10勝ずつと健闘していますが、せん馬を別にすれば牡馬の10勝は偉業と言えます。

それにしてもヨーロッパへやって来て1年と少し、短い期間に実にタフに走ってくれました。手薄感の否めなかった古馬中距離路線を支えてきました。今後はオーストラリアのクールモアに繋養され種付け料は日本円に換算すると約520万円あまり、期待の高さが十分に伝わるレートだと思います。ぜひ彼の産駒たちに世界を股にかけた活躍を期待しましょう。

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