きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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本日11日、大井競馬場では3歳ダート日本一決定戦、交流重賞のジャパンダートダービーが開催されます。

ジャパンダートダービーは南関東クラシック三冠レースの最終関門で、地方・中央のトップクラスの3歳馬が集まり砂の王者を決めるレースで、今年も真のダート王を決めるに相応しい豪華なメンバーが揃いました。

ユニコーンステークスを楽勝したストローハット、ダートでは4戦4勝と負けなしのハタノヴァンクール、兵庫チャンピオンシップの勝ち馬オースミイチバン、東京ダービー馬で南関一番の末脚を持つプレティオラス、ダート路線初参戦となるクロフネ産駒トリップなど11頭立てながら非常に密度の濃いレースが展開されそうです。

ジャパンダートダービーの歴代の勝ち馬には、トーシンブリザード、ゴールドアリュール、カネヒキリ、フリオーソ、サクセスブロッケン、テスタマッタなどその後のダート路線を牽引する名馬がずらりと並びます。この大井の舞台での勝利は、これから先、多くの人々を魅了する英雄への確かな一歩となっています。

ジャパンダートダービー史上最強のレベルとまで言われている今年、砂の王座をめぐり、各馬の情熱がこもった蹄跡が砂に激しく刻まれそうです。

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