きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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明日の小倉9R2歳オープンのフェニックス賞(芝1200m)にカシノアルテミスという地方馬が出走してきます。佐賀で3戦3勝、つけた着差の合計が16馬身と圧勝続きです。初芝になりますが、この辺りがどうなんでしょう?

父ゴールドヘイローはサンデーサイレンス産駒ながら大井のダートコースだけを走り8戦5勝の成績でしたが、デビュー2戦目に重賞の京浜盃に出走、さすがに大敗しましたが、素質を高く評価されての格上挑戦だったと思われます。

結局ゴールドヘイローの芝適性は謎のままでしたが、半兄ロードプラチナムが函館記念など芝で5勝を上げており、血統的にはまったく問題がないと考えて良いでしょう。実際、JRAで産駒が37勝していますが、うち22勝は芝、ダートより芝でスピードを生かすタイプが多いようです。

カシノアルテミスは母系にダンシングブレーヴ、カーリアンと重厚なヨーロッパ血統が重ねられています。むしろ芝でこそというイメージがあったりしますね。九州の地元ファンを喜ばせるようなスター誕生のドラマが生まれると嬉しいのですが。

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