きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

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凱旋門賞をめざすオルフェーヴルがフランスに到着、今日あたりからシャンティイの調教場でトレーニングを再開、まずは9月16日のファア賞で本番への試走に臨みます。

この日は3歳以上のファア賞、3歳限定のニエル賞、牝馬のヴェルメイユ賞が本番と同コース、同距離で行われます。いわばロンシャンウィークエンドへのプレリュード(前奏曲)。ここで勝ち負けできないようでは本番では用なしですね。自信と意欲に満ちあふれた優駿たちが顔を揃え、例年、小頭数での少数激戦が繰り広げられます。

凱旋門賞馬はこのトライアル3レースを経由するのが圧倒的、でも近年は9月2日のドイツ・バーデン大賞、昨年の覇者デインドリームはこのローテーションでした。9月5日の愛チャンピオンSなども重要なステップになっています。シーザスターズ、ディラントーマスはこの道を歩んできました。

さて、今年はどの馬がどんな試金石を経験して、世界最高峰レースの頂点を制するのでしょうか。これから1カ月余り、海の向こうから目が離せません。

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