きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週阪神競馬場では菊花賞トライアルの神戸新聞杯が行われます。皐月賞馬ゴールドシップが登場。春のクラシックとは別路線を歩んだマウントシャスタ、ヤマニンファラオを前に秋緒戦どのようなレースを魅せるのかその動向に注目が集まります。

神戸新聞杯は菊花賞トライアルの指定を受けたのは1995年。当時は菊花賞が11月に施行されていたこともあり、この時期にトライアルなんて…と批判の声も聞かれました。それが2000年の番組改編を境に神戸新聞杯の立ち位置は一転。関西で唯一の菊花賞トライアルとなったことから、有力馬の始動レースとなり大きく様変わりしました。

神戸新聞杯をステップに菊花賞を制した馬は過去10年でヒシミラクル、サクラプレジデント、ディープインパクト、ソングオブウインド、アサクサキングス、オーケンブルースリ、ビッグウィーク、オルフェーヴルと8頭を数え、上位3着内に入着した馬は20頭にも及びます。

今年の3歳牡馬クラシック戦線は、皐月賞、ダービーと着順が大きく入れ替わり、主役が定まらないまま菊花賞を迎えようとしています。先週中山競馬場ではダービー2着のフェノーメノが夏の成長ぶりを披露しセントライト記念を完勝。主役争いに堂々と名乗りをあげました。

さて、西の菊花賞トライアルはどのような結果になるでしょうか。有力馬の秋の動向に注目が高まります。

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