きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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ディープインパクトの仏クラシック馬ビューティーパーラーが明日、マイルの英G1サンチャリオットSでカムバックします。

この夏にフランスのエリー・ルルーシュ厩舎からイギリスのヘンリー・セシル厩舎に移籍したのですが、セシル調教師は彼女をマイラーと見立てているようで、ファンが期待した凱旋門賞ではなくこちらへ向かったものです。鞍上は主戦のクリストフ・スミヨン騎手、来週の凱旋門賞・オルフェーヴルと併せて2週連続でサンデーサイレンスの孫に騎乗することになります。

ブックメーカーのオッズは当然のように1番人気ですが、これに迫る勢いなのがイリューシヴケイトという馬です。吉田照哉さんの所有馬で今季絶好調といって良い仕上がりで、G1ロートシルト賞を勝ち、G1ファルマスSでは2着、G1ジャックルマロワ賞ではフランケルに次ぐマイラーNo.2のエクセレブレーションから1馬身半差の3着に健闘しています。牝馬同士なら実力上位といって良いでしょう。

鞍上はイギリス獲得賞金王のウィリアム・ビュイック騎手、頼もしいパートナーです。吉田さんは昨年までこのレースをサプレザで3連覇しており、もし勝てば同一馬主4連覇という素晴らしい記録を樹立します。両馬とも順調なら次走は10月20日チャンピオンズデーのクイーンエリザベス2世Sを予定、つばぜり合いが続きます。

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