きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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3日間開催の初日はG2デイリー杯2歳Sがメインとなります。ここ2年はリディル、クラレント兄弟が連覇したレースです。母エリモピクシーの三男レッドアリオンは2着続きに泣いてこの一族ゆかりの重賞に間に合いませんでしたが、1分33秒6の高速決着となった前走の未勝利戦では33秒6の最速上がりで逃げた勝ち馬をクビ差まで追いつめ、3着馬を5馬身捨てました。勝ち上がるのは時間の問題ですね。

さて、本題です。マイネルエテルネルはエプソムダービーに登録があることでデビュー前から話題になっていた馬です。ま、イギリス生まれだから当然といえば当然なのでしょうが。期待通り新馬、G3小倉2歳Sを連勝し、この軍団らしい早期からの完成度の高さを見せています。

父タマユズはジャックルマロワ賞などに7戦5勝のマイラー。この世代が初年度産駒でヨーロッパでもかなり走っています。やはり仕上がり早くスピードに恵まれたタイプが多いようです。

母父ピッコロはウォーニング直仔のスプリンターで5FのナンソープSやキングズスタンドSを勝っています。ウォーニングがサニングデールやカルストンライトオなど上級スプリンターを出しているように短いほど良いのかも?祖母の父ホールゲイトもイギリスのスプリント重賞路線を27戦11勝とタフに走り抜いた韋駄天ランナーでした。

エテルネルは父系、母系それぞれの良さを引き継いでいる?ダービーも素晴らしい舞台なのですが、世界と戦えるスプリンターに育ってほしいと思います。

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