きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週は京都競馬場でクラシック最終戦の菊花賞が行われますね。昨年は同レースを単勝オッズ1.4倍の圧倒的支持を得てオルフェーヴルが優勝し、三冠を達成、さらに同年暮れの有馬記念を3歳馬ながら見事制し、年度代表馬に選ばれました。

4歳となったオルフェーヴルは宝塚記念を優勝後、日本競馬の期待を背に凱旋門賞へ出走。日本調教馬初の快挙の瞬間を見られるかと大いに盛り上がりましたが、結果は惜しくもクビ差2着。しかし、最後の直線では一時先頭を走るなど日本競馬が確実に海外に通用することを証明してくれたレースでした。日本調教馬が凱旋門賞を制する日は、それほど遠い未来ではないでしょうね。

2011年の凱旋門賞、翌年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを共に制し、牝馬としては史上初の快挙を遂げたデインドリームが事実上の引退が決定的となったようです。

初年度は欧州で繁殖入りする見込みで、交配相手にGI 9勝を含む現在13連勝中で、英チャンピオンSで引退予定のフランケルが有力のようですね。デインドリーム自身もGI 5勝の名牝。父母GI 14勝の夢の産駒の誕生に注目が集まりそうです。

フランケルの父ガリレオは愛英リーディングサイヤーを獲得しており、日本にも産駒が輸入され、近年出走頭数が増えていますね。同じサドラーズウェルズ系としてテイエムオペラオーやメイショウサムソン等のG1馬を排出したオペラハウスが有名ですが、日本ではまだ活躍馬が少ない系統なので、今後の活躍を期待したいですね。

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