きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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秋のG1シリーズが一旦、京都競馬場から東京競馬場へ舞台を移し、今週は天皇賞(秋)が開催されますね。JRAのHPでも発表があったように、今年は天皇皇后両陛下がご来場されての天覧競馬となるようです。両陛下がご来場されるのは05年以来7年ぶり2度目。当時は松永幹夫騎手騎乗のヘヴンリーロマンスが勝ちました。

本競走は1937年に前身となる帝室御賞典(秋)として創設され、今年で146回を数える伝統あるレースです。両陛下が見守る中、栄誉ある優勝を手にするのは、一体どの競走馬なんでしょうね。

秋古馬三冠対象レースの初戦である本競走は、マイル戦のチャンピオンを決める性質もあります。その後、ジャパンカップやエリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップへ進む競走馬も多く、秋のG1シリーズにおいて見逃せないレースですね。

ジャパンカップといえば、欧州の一流馬が招待馬として参戦する日本国内最高賞金額競走であり、その賞金総額は4億7600万円でドバイワールドCに次ぐ、世界第2位となっています。

元サッカーイングランド代表のマイケル・オーウェン氏が所有する競走馬がジャパンカップへ予備登録を行ったそうです。英国では競馬会とサッカー界とのつながりが深いそうで、2000ギニーを初めとするG1 7勝のロックオブジブラルタルが現役時、イングランドサッカー強豪チームの監督であるアレックス・ファーガソン監督が半分の権利を所有していたのは有名な話です。

あなたの知っている有名選手も競馬が好きで、もしかしたら競走馬を所有しているかもしれませんね。

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