きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

2012年、JRAの全日程が終了しました。

開催288日の総売り上げは昨年比の104.4%となる2兆3943-0885-06700円、総入場人員は昨年比100.6%の619万296人と、いずれも前年を上回る数字となりました。ただ、2010年の総売り上げは2兆4275-06559-04700円、総入場人員は673万9580人ですから、素直に喜べる数字とは言い難い結果となりました。

年間リーディングジョッキーは、131勝を挙げた浜中俊騎手が初の最多勝に輝きました。デビュー6年目で23歳でのリーディング獲得は、武豊騎手、福永洋一元騎手に継ぐ史上3番目の年少記録だそうです。

海外では今年4月、若き天才がドバイワールドCで地元UAEモンテロッソを勝利に導き、その名を世界に広めました。2月にゴドルフィンと騎乗契約を結んだばかりのミカエル・バルザローナ騎手はドバイワールドCだけでなく、9月のセントレジャーSではエンケに鞍上。常に先手を奪う巧みな騎乗でキャメロットの42年ぶりの英三冠をも阻んでいます。

若き将来を担う騎手が同じ舞台で激突し、競馬を盛り上げてくれる日を楽しみに待ちたいと思います。

リーディングサイアーは、ディープインパクトが211勝で内国産種牡馬のJRA年間勝利数記録を更新し、初の年間リーディングサイアーとなりました。そのディープインパクトと同じように話題を集めたのはステイゴールド産駒で、今年はオルフェーヴルに始まり、ゴールドシップ、フェノーメノ、オーシャンブルーらがつづき、有馬記念でもワン・トゥーと、来年もその勢いは増しそうです。

×