きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.2.2

ようこそいらっしゃいませ。

サッカーのアジアカップで優勝して国民に感動の連続シャワーをたっぷりと注いでくれた日本代表チームですが、なんだか愉快じゃないニュースも流れてきます。

大会前は選手のインセンティブ給でもめにもめました。勝てば報償給いくら、優勝すればボーナスいくらみたいなこと。世界中どの国でも、ごく当たり前の制度になっています。どの国もトッププレーヤーはプロ選手というのが普通ですから、代表でのプレーに正当な評価(報酬)を求めるのが当然です。

日本代表のインセンティブ給が世界最低クラスなのは有名です。でも、選手は健気な上にも健気で、俺たちのボーナスをはいい、その分、強い相手を招聘し俺たちと戦わせろと主張しています。

こんな正論にまともに答えられない日本サッカー協会、どこかおかしいと思っていたら、またやってくれました。報道によるとザッケローニ監督に強制完全休養を命じたそうです。理由は、節税なのだそうです。

スポーツ界全部がそうなのかは知りませんがサッカー界では、ギャランティにかかる税金が外税というか、その分は、雇用側の協会やチームが負担するのが慣例になっているようです。まぁ、幕末明治でいえば列強諸国との不平等条約、それもちょっとオカシイと思ったりするのですが、そもそもは居住者と非居住者、いい加減な制度にありそうです。

非居住者は、いわば出稼ぎ労働者でタックスメリットが大きい、11カ月日本にいても1カ月母国に帰れば資格があるようです。ザック監督の場合は複雑で休暇中に母国イタリアでたとえばミランに移籍する長友選手とミーティングすると、就業行為とみなされて居住者と同じ税率が課されるそうです。

非居住者と居住者ではザックの税金は約7000万円違うそうです。もちろん契約上、これは協会負担という話になります。で、協会はザックに一切の代表監督活動はするなとなります。馬鹿馬鹿しいを通り越して、その幼児性に呆れてしまいます。仕方がない!こんなの払えばいいでしょう!サッカーファンの百人が百人、思うに決まっています。ザックには1日24時間、1年365日、日本代表のことだけを、考え続けて行動してほしい、そう考えていると思います。

競馬界にも似たようなことがありそうですね。無尽蔵に予算があるわけではないのは分かりますが、国民の夢を背負った人々に世知辛い扱いは感心できませんね。