きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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昨日の日経賞、トゥザグローリーの強さにはビックリしましたが、負けたペルーサ、ローズキングダムもトライアルらしいといえば、まさにトライアル仕様の仕上げ、レースぶりで5月1日の本番・天皇賞に楽しみを残した一戦だったと思います。

トゥザグローリー、ローズキングダムは昨年に続き今年もリーディングトップを独走しているキングカメハメハの産駒ということになります。非サンデーサイレンス系の血統のアドバンテージというか社台、ノーザンのSS系良血牝馬を集められる有利さはあります。

キングカメハメハ自身がNHKマイルCやダービーで見せた切れてそのうえ力強い素晴らしい瞬発力が日本の競馬スタイルにマッチしているということもありそうです。グローリー、キングダム以外にもアパパネ、ルーラーシップと現4歳勢は豪華な顔ぶれのラインナップが揃っています。4歳が強いのは半分くらいはキンカメの手柄かもしれません。

さて、今日はもう一つのトライアル・大阪杯が行われます。マンハッタンカフェを父に持つヒルノダムール、ステイゴールドのドリームジャーニー、フジキセキのダノンシャンティ、アグネスタキオンのキャプテントゥーレとリディル、上位人気をSS系のサラブレッドたちが占めています。

これらSS軍団をまとめてお相手しようというのが、キンカメと同じキングマンボ系のエイシンフラッシュですね。キンカメ産駒はミッキードリームが出てきましたが、人気的にはちょっと影が薄いようです。天皇賞まで待ったなし、どんなレースになるのでしょうか。

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