きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

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今週から新馬券・WIN5が登場します。インターネットでしか買えないのは残念ですが、昔風にいえば“5重勝”というやつですね。指定された5つのレースの勝ち馬をすべて当てる新方式です。

この方式はすでに競輪、オートレースなどでは実施されていて、競馬もバンエイ競馬を皮切りに地方競馬でも行われています。中央でも戦後間もなくは午前中のレースの集客力を高めるため、10年間ほどですが3重勝馬券が売られていました。

最初のレースの的中馬券を持っている者に2番目のレースの参加権があり、それも的中すると最終レースに進めるというシステムだったそうです。

パドックも返し馬も確認して馬券を買えるのは魅力です。ちなみにWIN5は最初のレースの発走5分前に締め切られます。アナログな昔のほうが良かった？ちなみにアナログ時代の最高配当額は中山競馬場で1954年に50万7080円が記録されています。万馬券も珍しい頃ですから大ニュースだったでしょうね。

何といっても配当の高さが魅力です。WIN5はキャリーオーバーも含めて最高2億円が払い戻されます。ここばかりが強調されるのもどうかと思うのですが、夢のような配当にたどり着くのは総統に難しそうです。

単純に指定全レースが18頭立てだと仮定すると、その組み合わせは188万9568通りにも上ります。ギャンブルとしては、ちょっと成立しませんね。まぁ、ゲームに近い感覚で遊んでみるのもいいかもしれません。

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2022