きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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久しぶりの関東圏開催になった昨日の東京競馬、やはりというか極端な内枠有利の馬場になっていました。芝のレースは6鞍が行われたのですが、勝ち馬の馬番は、1、2、6、5、3、8番というもので枠番でいえば4枠まで、2着も1番が3頭、一番外でも6枠11番というものでした。

4枠制8頭立てと割り切れば、ほとんどの馬券が取れていた?まぁ、陣営の作戦やジョッキー心理も変化してくるでしょうから、2日目も同じということはないでしょうが、当分の間、内伸び馬場が続くんでしょうね。

さて、明日は中山でブリーズアップセールが開かれます。JRAが競り市の1歳市場から買い集めた馬を中心に、8〜9ヶ月間の育成を経てJRAの馬主を対象に販売するものです。

当歳馬や1歳馬は成長の過程で馬体が変化するものですが、そしてそれは遺伝学的にも悪い方にでがちなのですが、2歳4月ともなると馬のつくりは完成度が高くなり、馬主にとってのリスクは格段に軽減されます。いわゆるトレーニングセールのカテゴリーに属していて、バイヤーの目の前で調教が行われ計時タイムが発表されます。購買サイドには至れり尽くせりのシステムですね。

もともと高額馬というわけではないし、この時期までどれほどの良馬が残っているか、ちょっと疑心暗鬼になったりもするのですが、過去には朝日杯フューチュリティSのセイウンワンダーなどG1馬を輩出して、なかなか気を吐いています。今年はどんな新星が潜んでいるんでしょうか。

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