きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

そろそろ青葉賞からダービー馬が生まれないものでしょうか。今年はウインバリアシオンがジンクス打破に挑戦しますが、1枠1番と願ってもないラッキーナンバーを引き当てました。

というのもご存じのように昨年のエイシンフラッシュ、一昨年のロジユニヴァース、その前年のディープスカイと3年連続で1枠1番からダービー馬が誕生しているからです。とくに今年は一昨年のように道悪が予想されています。内も外もない状態なら内枠のアドバンテージは大きいはずです。安藤勝己騎手の手綱さばきが見ものですね。

父ハーツクライは京都新聞杯を安藤勝己騎手で勝ってダービー最終切符を手にした馬です。本番は安藤騎手がキングカメハメハに騎乗するため横山典弘騎手に乗り替わりカメハメハの2着に健闘しました。

2400mを大変に得意とする馬でした。ドバイシーマクラシックで海外G1を制していますし、キングジョージではあわやの3着と歴史的な走りを見せました。ジャパンCではデットーリ騎手のアルカセットとハナ差、とにかく記録よりは記憶に強く残るサラブレッドでした。

追い込み一手の脚質からルメール騎手に乗り替わってからは先行して粘り強い味を見せるようになり、有馬記念でディープインパクトを破って大騒ぎになりましたね。ちなみに日本馬でディープに先着したのはこの馬だけです。ずらりと揃ったディープインパクト産駒たちにアッと言わせられる場面をつくり出せるでしょうか。

×