きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

ようこそいらっしゃいませ。

開催が危惧されていた伝統の相馬野馬追が今年も行われます。大震災で亡くなられた方々への鎮魂の思いを込めて、7月23日～25日に開催されるそうです。関係者の皆さんの深い思い、強い意志が伝わってきます。こうした皆さんがいらっしゃる限り、時間はかかるでしょうが被災地は必ず立派に復興するはずです。

ご存じのように相馬野馬追は福島県の相馬地方を中心に、500頭あまりの馬たちが参加して行われる勇壮な祭りです。中にはターフで活躍したサラブレッドもいます。普段は地元の農家の方々に飼われていたりするそうです。馬たちが生活の中に溶け込んでいるのですね。

相馬地方は福島原発に隣接しており、いまも避難所生活を余儀なくされている方々も多いのですが、皆さんが心配されていたのは馬や牛の無事だったそうです。何ともつらい話です。

もともとが1000年以上の歴史を伝える神事です。豊穣祈願や無事息災などとともに鎮魂の意味もあったのでしょう。人も馬も大変な2ヶ月あまりでしたが、夏の日の伝統行事が皆さんを元気にしてくれたらと祈ります。

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