きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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今週の阪神メインCBC賞(芝1200m)は3月末の高松宮記念と9月末のスプリンターズS、2大スプリントG1のおおよそ中間に位置しています。2006年から現在のポジションを占めるようになりました。

この開催時期の移動がCBC賞に新しい顔を生むことになりました。3歳馬が古馬に混じって走るようになるのはダービーと同日(今年は前日)の目黒記念2500m、その翌週の安田記念1600mからスタートします。このラインナップにCBC賞1200mが加わった格好になります。

レースキャリアの豊富さよりスピードの絶対値が勝負を決めることも多いスプリント戦ですから、3歳馬活躍の余地も大きく番組的にもフレッシュさが増します。グレードを格上げして、大物3歳馬が出られるようになるともっといいんですが。

さて、CBC賞には実際に3歳馬が頑張っています。ここ2年連続してエイシンタイガー、ダッシャーゴーゴーが2着に健闘、勝利まであと一歩のところへ来ています。ハンデ戦でもあり有力古馬との斤量差は6~8キロ程度あり、経験の差を補うには十分でしょう。今年も何頭か3歳馬が登録してきています。ちょっと元気にないスプリント界に新しい風が吹くといいですね。

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