きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

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日曜の東京メイン・エプソムCでは、アクシオン、キャプテンベガの揃い踏みが見られます。ちょっと大げさなのですが揃い踏みというのは、 彼らが残り少ないサンデーサイレンス産駒だからです。

1992年生まれの初年度産駒から2003年のラストクロップまでサンデーサイレンスは12世代を競馬場に送り込んでくれました。すべての世代でG1馬を輩出したのはご存じのとおりです。重賞連勝記録は初年度産駒がデビューした1994年から昨年の中山金杯のアクシオンまで17連続で更新中です。

さあ、今年は記録更新ができるのでしょうか。すべてはアクシオン、キャプテンベガにかかっています。その意味では今回はチャンスかもしれませんね。

キャプテンベガが重賞未勝利というのは意外な気がします。名牝ベガの忘れ形見で、全兄アドマイヤベガはダービー馬、半兄アドマイヤドンは芝の朝日杯とダートでの活躍をあわせて、G1を7勝もしています。輝かしい一族です。

キャプテンベガのエプソムCは今回で3年連続になります。一昨年はシンゲンの3着、昨年もセイウンワンダーの3着、惜しい勝負が続いています。何とか3度目の正直になってくれると嬉しいですね。

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