きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.1.2

ようこそいらっしゃいませ。

お正月2日、いかがお過ごしでしょうか。

去年の3歳、明け4歳が“ハイレベル世代”というお話をしています。クラシックは皐月賞をヴィクトワールピサ、ダービーはエイシンフラッシュ、菊花賞ビッグウィークと三冠すべての勝ち馬が異なりました。

2005年の三冠馬ディープインパクト、その翌年の皐月賞、ダービーの二冠馬メイショウサムソン以来、もう4年間も二冠馬、三冠馬は出ていませんから、これ自体は珍しいことではありません。しかし中身の凄さはそれ以前をはるかに凌駕しています。

秋の天皇賞、ジャパンC、有馬記念、古馬G1戦線でのクラシックホースの成績を眺めて見ると、07年はウオッカのジャパンC4着が最高です。08年はディープスカイが天皇賞で3着に健闘し、ジャパンCでは2着、オウケンブルースリも5着に突っ込んでいます。09年は牡馬陣が全滅し、レッドディザイアがジャパンC3着、有馬記念ではブエナビスタが2着に踏ん張っています。

これらに対して昨年は天皇賞でペルーサが見事な末脚の2着を皮切りに、ジャパンC、有馬記念と3歳馬が勝ってしまったのは破格です。その両方のレースとも2着だったブエナビスタを3歳馬がサンドイッチするような形でゴールしているのは、2010年の競馬シーンを象徴するような風景だったと思います。ウオッカ世代、ブエナビスタ世代も強いには強いのでしょうが、世代としての強さは一枚、二枚、層が厚いような気がします。

ところがこの世代をどの馬が代表するかとなると議論百出、容易に答えが出そうにありません。皐月賞+有馬記念+JC3着のヴィクトワールピサ、JC+ダービー&菊花賞2着のローズキングダム、現時点ではこの両雄の一騎打ちということなのでしょうが、今年の飛躍という視点では楽しみな馬がいっぱいいます。

明日は古馬陣の模様を眺めて見たいと思います。どうぞよろしくお願いします。