きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.8.1

ようこそいらっしゃいませ。

昨日の小倉記念、イアタリアンレッドの強さは格別でしたね。ちょっと見込まれすぎかなと思われた3キロ増55キロのハンデ、内枠有利の開幕週の馬場で17番枠と大外を引いてしまったこと、展開も脚質的にどうだろうと二重苦、三重苦の中でのレコード決着の見事な勝利には脱帽するしかありません。

ハンデ問題ではちょっと苦言めいたことも呈しましたが、まずはハンデキャッパーの炯眼に敬意を表したいと思います。イタリアンレッドの秘める力を見切った会心のハンデでした。プロの目というものは深いなぁと改めて感嘆しました。

ハンデキャッパーには実績上つけざるを得ないハンデと、成長途上の馬の伸びシロを先取りして課すハンデがあります。前者はいささかネガティブであり後者はかなりポジティブ、ハンデキャッパーにとって勇気を問われる判断になります。

そういう意味で今回のイタリアンレッドの取捨は、過去に前例がないとかあるとかを云々するのではなくて、チャレンジングなハンデを支持すかしないかの問題でした。競馬の奥行きの深さを、また一つ教わった気分です。

これでイタリアンレッドはサマー2000シリーズで計20ポイント、ボーナス賞金5000万円がグッと現実味を帯びてきました。東京サラブレッドクラブのクラブホースですから、思いがけないボーナスに会員さんも大喜びでしょう。そろそろ1歳馬の募集が開始される頃でしょうから、先々の夢に一口というのもボーナスの楽しい使い道かもしれません。

さて、今日から暦が変わって8月を迎えます。今週は函館で最初の2歳重賞が行われます。来春のクラシックに向けた第1関門という意味合いも持っています。今週はそのあたりの話題を中心にお届けします。