きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

who is the champion?ダート王決定戦・チャンピオンズカップ

サッカー・ワールドカップの劇的なスペイン戦の勝利の余韻から一夜明けた土曜日でも、まだサムライブルーを讃える多くの声を耳にします。ドイツ、スペインという優勝候補の2カ国を破った日本は、この後、決勝トーナメントにて、初のベスト8入り、さらには頂を目指して戦いが続きます。
さて、競馬界でも、頂を目指す戦いが繰り広げられています。今週はダート王決定戦のチャンピオンズカップ。文字通り、砂のチャンピオンを決める決勝戦です。

ダートに路線転換してから絶好調なのが、ジュンライトボルト。祖にエアグルーヴの血を持つ牝系にキングカメハメハという血統から、デビュー当初から注目されていた一頭。今年に入り、ダートに挑戦すると2着、1着、1着と100%の連対率。前走はシリウスステークス(GⅢ)でオーナー悲願の重賞初制覇。今回のチャンピオンズカップ参戦にあたっては、短期免許の外国人騎手を乗せる選択肢もあったようですが、オーナーが石川裕紀人騎手とのコンビ継続を強く望み、引き続きの騎乗が決まったそうです。
(こちらより河合純二・裕明オーナーのインタビューがご覧いただけます)
河合純二オーナーはチャンピオンズカップに挑むジュンライトボルトについて、「ダートに転向してから好成績で特に前回のシリウスステークスは良い勝ち方ができたので、今回もしっかり走ってきてもらって良い結果を出してもらいたいです」とお話くださいました。3連勝で一気にチャンピオンの座に輝くことはできるか、要注目の一頭でしょう。

そして、忘れてはならないのがディフェンディングチャンピオンのテーオーケインズ。中京コースとも相性は良く(3.0.1.0)という成績。チャンピオンの座は譲らん、そんな意気込みで望んでくることでしょう。

中京競馬場で行われるダート王決定戦。who is the champion?果たして砂の栄光は誰の手に?

※今週からは中山競馬も再開、皆さまのご来場お待ちしております。

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