きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2011.8.31

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今週の小倉2歳Sに登録のあるマコトリヴァーサルは、父がタヤスツヨシ、なんだか懐かしくて嬉しくなります。彼は3年前に他界しているので最後の産駒ということになります。

タヤスツヨシはサンデーサイレンスが生んだ最初のダービー馬。同世代にフジキセキがおり、その後も続々と名馬が誕生して、栄光の割には種牡馬として影が薄い気もするのですが、オーストラリアへのシャトル時代にヴィクトリアオークス勝ちのホロービュレットがおり国際G1馬の父となっています。

一方、国内ではユニコーンSのナスダックパワー、ダービーグランプリのマンオブパーサー、東京ダービーのビービートルネードなど、ダート路線限定ですが、それなりの活躍馬を輩出しています。

父サンデーサイレンス、母父がフォルティノ系のカロですから、自身そうだったように芝の中長距離で粘り強い競馬をしそうですが、祖母マジックの影響が強く出ているのでしょうか。

マジックの半兄ドクターフェイガーは米22戦18勝の快速馬。ダート1600mで1分32秒20の今も残る世界レコードを叩き出し、ダート1400mでも1分20秒20のとんでもない時計があります。ダート短距離の世界最強馬に挙げる人も少なくありません。半姉タウィーも2年連続で全米最優秀スプリンターに選ばれており、この血がタヤスツヨシを通じて産駒に伝わっているのでしょう。

マコトリヴァーサルは母父サクラバクシンオーの血統、芝砂兼用のスプリンターとして大成してほしいですね。まだ芝の重賞ウイナーは出していないタヤスツヨシ、ちなみにリヴァーサルは逆転という意味だそうですから、最終世代の産駒で大逆転劇を見せてくれないでしょうか。