きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

歳末の大一番!有馬記念

12月24日は、小牧 加矢太 騎手、杉山 晴紀 調教師、杉山 晴紀 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

いよいよ歳末の一大イベント、有馬記念(GI)が日曜日に中山競馬場で行われます。有馬記念は世界で最も馬券の売り上げがあるレースとしても知られ、年の瀬の祭典として多くの競馬ファンに親しまれています。また、出走馬をファン投票で決定する点からファンの注目度も他のレースを凌ぐものがあります。

早速、今年の出走馬をご紹介します。
ファン投票1位で出走するのは日本の総大将として凱旋門賞にも出走したタイトルホルダー。本年は、天皇賞(春)、宝塚記念とGIを2勝しており、有馬記念を優勝すると春秋グランプリ制覇ということで年度代表馬の栄光もグッと手繰り寄せることでしょう。オーナーの山田弘様は「ファン投票1位に選出していただきありがとうございます。何とか応援していただいている期待に応えたいです。おそらく投票してくださった方は“逃げろ!”と思っていると思います。昨年は大外枠でしたが、今年は13番枠。昨年よりは少し内側になりましたので、あとはレースを見守りたいと思っています」とコメントをいただきました。

昨年の有馬記念チャンピオンのエフフォーリアはファン投票2位で選出。本年は、GIの大阪杯、宝塚記念の2走のみとなっており、結果も9着、6着と歯がゆいものとなりました。3歳時の輝きを取り戻すことはできるのでしょうか。

中山馬主協会の会員ご愛馬からはタイトルホルダーの他、ブレークアップ、とジェラルディーナが出走します。
全5勝すべてが2200m以上と距離適性を感じブレークアップ。中山2500mで行われたサンシャインステークスではジャパンカップ(GI)を制したヴェラアズールにも先着しています。オーナーの阿部東亜子様は「枠順抽選は外枠の15番で少し残念な気持ちになりましたが、馬は枠番に関係なく頑張ってくれるので、私も一生懸命応援したいと思います。近くの神社からも馬が活躍できるようにとお守りをいただいたりと、本当に有馬記念にでることは凄いことだと実感しています」とお話いただきました。当日は、中山競馬場で愛馬が躍動する姿をご観戦されるそうです。

また前日の土曜日には、障害界で王者に君臨し続けたオジュウチョウサンが中山大障害(J・GI)でラストランを迎えます。障害GI・9勝という偉業に加え、2018年には有馬記念にも出走しました。記憶にも、記録にも残る名馬が惜しまれつつラストランを迎えます。
歳末の大一番、有馬記念。そして、オジュウチョウサンがラストランとなる中山大障害。寒い季節に行われる熱い戦いを、是非、ご覧ください!

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