きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

いざG1の舞台へ

10月9日は、中村 将之 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、東京競馬場で毎日王冠、月曜祝日には阪神競馬場で京都大賞典が行われます。どちらも秋G1戦線へ向けての前哨戦で、天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップ、あるいはジャパンカップを見据えての伝統の一戦です。

毎日王冠は今年で73回目の開催となります。創設は1950年で、東京競馬場を舞台に芝2500メートルで行われました。開催地を中山競馬場と東京競馬場で行き来したのちに1981年からは東京競馬場に定着し、天皇賞(秋)が芝2000メートルに短縮となったことで芝1800メートルに変更され現在に至ります。

昨年は3歳馬シュネルマイスターが優勝しました。春にNHKマイルカップを制覇したシュネルマイスターは、その後安田記念へ参戦します。グランアレグリア、ダノンキングリー、インディチャンプ、サリオス、ダノンプレミアムらの古馬相手に3着の結果を残し、マイルチャンピオンシップへ向けて毎日王冠から始動。まずはダノンキングリーを破り、名牝グランアレグリアとの激突へ歩を進めたのでした。

今年の毎日王冠は10頭の出走となりました。
過去10年1〜3着の枠番は、
・1枠 : 1-0-2
・2枠 : 2-0-0
・3枠 : 0-1-0
・4枠 : 0-4-3
・5枠 : 0-2-2
・6枠 : 3-1-3
・7枠 : 2-0-0
・8枠 : 2-2-0
となっています。毎年4〜6枠に入った馬のいずれかが3着以内に入っています。過去10年で1番人気の馬は1着7回、また1〜3着馬が馬券対象にならなかった年は2013年、2014年の2回のみとなっています。頭数も少なく紛れの少ないレースです。

土曜時点のオッズでは、サリオスが3.9倍、レイパパレが4.2倍、ノースブリッジが5.3倍、ダノンザキッドが6.0倍、ジャスティンカフェが7.8倍、ポタジェが10.5倍、レッドベルオーブが11.6倍、キングストンボーイが14.9倍、キングオブコージが36.2倍、ハッピーアワーが102.9倍となっています。

東の伝統重賞から、秋のG1戦線へ向けて勝ち名乗りをあげるのはどの馬になるでしょうか。

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