きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

GIへの道。前哨戦GIIを制するのは!?

9月24日は、清水 英克 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ

秋の開催も2週が経過して、馬場の傾向なども掴み始めた頃かと思いますが、先週の台風による馬場の変化、そして今週も台風通過が予想されるとあって、当日の天候や馬場状況・・・馬券を予想する競馬ファンの悩みは尽きませんが、そんな悩みも競馬ならでは楽しみのひとつ。今週も中山競馬場、中京競馬場で駿馬たちの熱い戦いをどうぞお楽しみいただければと思います。

さて、中山競馬場では、秋の天皇賞(GI)に繋がる一戦、第68回オールカマー(GII)が行われます。近10年の優勝馬ではレイデオロがオールカマー優勝から天皇賞を制しており、2015年優勝のショウナンパンドラは同じ年のジャパンカップ(GI)を優勝しています。また、もう少し過去に遡ると1990年代にはメジロドーベル、サクラローレル、ヒシアマゾン、ビワハヤヒデなどのオールドファンには懐かしい名馬が名を連ねております。今年の優勝馬も後世に名を残す名馬となるのか楽しみです。
このレースが怪我からの復帰戦となるのは8枠13番のバビット。オーナーの宮田直也様は「屈腱炎から1年7か月ぶりの復帰初戦。まずは無事に、というのが本心です。当日は現地で走りを見守りたいと思っております」とコメントをいただきました。


西の菊花賞トライアル・神戸新聞杯(GII)はオールカマー以上に、本番に直結する重要なレース。過去10年で、コントレイル、サトノダイヤモンド、エピファネイア、ゴールドシップが神戸新聞杯から菊花賞を連勝してクラシック最終戦を制しています。
今年は日本ダービー上位の馬たちが神戸新聞杯を選択しなかったため、例年以上に実力伯仲、3着までに与えられる優先出走権をめぐる戦いが激化しそうな予感がします。
優勝馬は本番の菊花賞でも有力候補に挙げられることでしょう。

GIへの道。その過程となる重要な前哨戦・オールカマーと神戸新聞杯を制するのはどの馬でしょうか。その行方をしかと見届けましょう。

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