きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

東西でクラシックトライアル!

9月17日は、久保田 貴士 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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今週は東の中山競馬場、西の中京競馬場、それぞれでクラシックのトライアルレースが行われます。クラシック最終戦への切符を目指して駿馬たちの激しい戦いが繰り広げられます。

中山競馬場では祝日の月曜日に菊花賞トライアル・朝日杯セントライト記念(GII)が行われます。昨年のこのレースは、13着と悔し涙を流したタイトルホルダーが敗戦を糧に、菊花賞タイトルを獲得しました。またこのレースの優勝馬では、2015年のキタサンブラックが菊花賞を制しています。
今年の出走馬では、日本ダービー(GI)3着のアスクビクターモアが出走してきます。
またこのレースには、人気マンガの登場人物と同じ名前でファンからの人気も高いオニャンコポンが参戦します。実力も折り紙付きで、1月の京成杯(GIII)で重賞制覇し、皐月賞、日本ダービーとクラシックロードに駒を進めています。オーナーの田原邦男様はオニャンコポンについて「放牧から戻り調教も順調で良い状態で秋の緒戦を迎えることが出来そうです。実績のある中山コースでの勝利を期待しています。」と語っておられました。デビューからコンビを組む菅原明良騎手とのコンビで、中山での再びの戴冠を目指します。

中京競馬場では、朝日杯セントライト記念に先立って、日曜日に秋華賞トライアル・ローズステークス(GII)が行われます。
近年は秋華賞に挑むローテーションも変化を遂げており、オークスからの直行便が好成績を収めていますが、以前は、秋華賞はローズステークス組が馬券に絡むのが鉄板でした。過去にはジェンティルドンナやダイワスカーレットなど名だたる名馬がローズステークスから秋華賞馬へと羽ばたいています。
歴史は巡る、ということを考えると再びローズステークス組が秋華賞上位を占めることも十分考えられます。そう想像しながら、今年のローズステークスを観戦するのも楽しみ方のひとつかもしれません。
今年は忘れな草賞優勝のアートハウス、GI馬サリオスを兄に持ち、自身は2戦2勝の無敗で重賞に挑むサリエラなどが注目を集めそうです。

台風の影響が気になる週末ではありますが、東西で行われるクラシックトライアル、是非、お楽しみください!!

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