きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

夏を締めくくる3重賞

9月3日は、角田 大和 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ

今週で夏競馬は締めくくり。あっという間に夏の終わりとなりました。札幌、新潟、小倉の3場ではそれぞれ、締めくくりとなる重賞が行われます。

土曜日の札幌では2歳重賞の札幌2歳ステークス(GIII)が施行。1勝馬同士の戦いで実力伯仲という状況ですが、過去の優勝馬にはダービー馬やクラシックホースを多く輩出する出世レースのため勝利を手にした馬には、今後も要注目となります。

日曜日の小倉でも2歳重賞が行われます。スプリント戦で行われる小倉2歳ステークス(GIII)はスピードに秀でた馬が多く活躍しており、2021年優勝馬ナムラクレア、2020年メイケイエールは3歳以上になってもスプリントレースで重賞タイトルを獲得しています。このレースにはすでに2歳のスプリント重賞・函館2歳ステークス(GIII)で2着という結果を残しているクリダームや、九州産馬のゴーツウキリシマなど個性豊かなメンバーが揃いました。

新潟ではサマー2000シリーズの最終戦・新潟記念(GIII)が行われます。最終戦の新潟記念に出走し、チャンピオンになる可能性があるのはエヒト(現在10ポイント)、ヒートオンビート(5ポイント)、スカーフェイス(3ポイント)の3頭。チャンピオンになる条件はシリーズレースを最低1回1着、かつ、13ポイント以上。エヒトは七夕賞(GIII)を優勝しているため、新潟記念で4着以上であれば条件を満たします。ヒートオンビート、スカーフェイスは優勝が必須となります。シリーズの行方にもご注目ください。
このレースには10カ月の休み明けとなる当協会所属・星野壽市様のココロノトウダイも出走。昨年の中山金杯(GIII)では2着と重賞でも勝ち負けした馬。前走の福島記念(GIII)でレース中に骨折があり、これが復帰戦。星野様は愛馬について「1年間の休養明けなので、どこまで走れるか未知数ですが無事にゴールまで走ってくれれば十分です。次戦以降勝負かとおもっています。」とコメントをくださいました。

夏の締めくくりとなる3重賞。夏競馬の最後を存分に楽しみましょう!!

×