きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

真夏のダート重賞

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、新潟競馬場でレパードステークス、札幌競馬場でエルムステークスが行われます。どちらもダート重賞です。

レパードステークスはダート路線を歩む3歳馬の路線充実化を図る観点から2009年に新設されたレースで、今年で14回目となる重賞です。創設当時はトランセンド、ホッコータルマエなどダートに名を刻む名馬が若き時代に優勝を飾り、固く収まるイメージがあったレースでしたが、近年は伏兵も台頭し二桁人気馬にも注意したほうがよいレースになっています。

昨年は1番人気メイショウムラクモが2番手追走から抜け出して優勝しました。単勝ひと桁台の馬が優勝したのは、2016年グレンツェント(2番人気)以来の結果となりました。

今年のレパードステークスは15頭の出走となりました。過去10年1〜3着の枠順をみると、
・1枠 : 1-0-1
・2枠 : 1-0-3
・3枠 : 1-0-2
・4枠 : 2-3-0
・5枠 : 2-2-1
・6枠 : 0-1-2
・7枠 : 2-1-1
・8枠 : 1-3-0
となっています。昨年は8枠馬2頭のワン・ツーとなりましたが、4枠、5枠からの連対馬が多く、また連対馬の多くは中団よりも前でレースを進めていました。

土曜時点のオッズでは、ホウオウルーレットが4.0倍、ハピが4.4倍、タイセイドレフォンが4.7倍、ヘラルドバローズが7.3倍、トウセツが13.6倍、メイショウユズルハが15.0倍、ビヨンドザファザーが20.5倍、カフジオクタゴンが20.5倍、インディゴブラックが24.3倍、ギャラクシーナイトが28.2倍、ラブパイローが30.3倍、レッドラパルマが32.0倍、シダーが48.1倍、バレルゾーンが48.8倍、ライラボンドが86.9倍となっています。

真夏のダート重賞を制して、秋へ飛躍を飾るのはどの馬でしょうか。

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