きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

重賞2競走で函館最終週を盛り上げる!

ようこそいらっしゃいませ。

今週で函館競馬場は最終週を迎えます。開幕を迎えたばかり、と思っていたら、あっという間に6週が経過。中央競馬で唯一、海の見渡せる競馬場として人気も高い函館競馬が終わるのはやはり寂しさを感じます。
函館の最終週は、土曜日に函館2歳ステークス(GIII)、日曜日に函館記念(GIII)が組まれており、重賞2競走で函館のラストを盛り上げます!

函館2歳ステークスは、JRA2歳戦で最初の重賞レース。世代の一番乗りを目指してスピード自慢がスプリント戦で競います。まだまだ経験の浅い若駒のため、秘めたる能力をフルに発揮できた馬が重賞タイトルを手にすることでしょう。出走馬の血統も様々。エピファネイア産駒が2頭いる他は全て父が異なります。好きだった名馬の仔を応援するのも面白いかもしれませんね。

函館記念は今年で58回目を迎える函館伝統の重賞レース。こちらは経験豊富な古馬たちの出走とあって、距離適性は?洋芝経験は?待ちタイムは?と予想もいろいろな角度から検討が必要で、それが競馬の楽しみの一つとも言えます。
前走、新潟の3勝クラスを勝利してオープン入りしたタイセイモンストルはこれが重賞初挑戦。1勝ずつ積み重ね、ここでビッグタイトルを狙います。
また当協会会員ご愛馬では、前述のタイセイモンストルの他に、重賞馬サトノクロニクルと前走からの巻き返しを狙うレッドライデンが出走します。
レッドライデンのオーナー(株)東京ホースレーシング様からは「前走は、馬自身、気持ちが乗り切れなく残念な結果となりましたが、その後は立て直して、良い状態になっています。仕切り直して、また良いレースをして欲しいです。」と愛馬について、お話いただきました。
サマー2000シリーズにも指定されている函館記念。先日の七夕賞(GIII)を制したエヒトに続き、シリーズをリードするのはどの馬か、という点でも注目ですね。

函館最終週、函館2歳ステークスと函館記念の両重賞を、思い残すことなく存分に楽しみましょう!

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