きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

夏競馬の入り口!エプソムカップ・函館スプリントステークス

6月11日は、古賀慎明 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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日本ダービーが盛況のもと幕を閉じ、東京競馬場の5週連続GIも先週の安田記念で終了し、競馬はいよいよ夏競馬の入り口を迎えました。
東京・中京の開催に加えて、今週からは7月17日までのロング開催となる函館競馬が開幕します。
今週の重賞はイギリスダービーやイギリスオークスが行われるエプソム競馬場の名を冠したGIII・エプソムカップが東京競馬場で、そしてサマースプリントシリーズの開幕を告げるGIII・函館スプリントステークスが開幕週の函館競馬場を盛り上げます。

エプソムカップで思い出す名馬は2015年の覇者エイシンヒカリ。名前を聞いただけで、あの馬か、とその魅力溢れる大逃げが思い出される名馬ですが、以外にもエプソムカップは後続を引きつけたスローペースの逃げで自身の初重賞勝利を飾っていました。
今年の出走馬の中にもエイシンヒカリのように、将来、海外GIを制する馬が潜んでいるかもしれません。
全4勝中3勝を左回りで挙げ、東京競馬場も得意としているのがノースブリッジ。追い切りは前の2頭を追う形での3頭併せで、鋭い脚を披露し状態の良さを窺わせます。オーナーの井山登様は「追い切りの動きも軽快だったと調教師の先生からは伺っており、期待が膨らんでおります。得意の東京で初の重賞制覇を願っています」と、愛馬の重賞初制覇に向けコメントをくださいました。

函館スプリントステークスの注目は、今年の桜花賞(GI)で3着の結果を残したナムラクレアでしょうか。2歳時に制した小倉2歳ステークス(GIII)以来となる重賞勝利を目指して再びスプリント戦に登場。3歳牝馬で50キロという軽い斤量も味方につけることはできるでしょうか。

夏競馬の入り口、重賞エプソムカップと函館スプリントステークス。馬券を手に、是非、意中の競走馬を応援しましょう!

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