きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

世代の牝馬頂点を決める戦い、優駿牝馬・オークス

5月21日は、角田大河 騎手、荒川義之 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
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NHKマイルカップ(ダノンスコーピオン優勝)、ヴィクトリアマイル(ソダシ優勝)と、東京競馬場の5週連続GI開催は盛り上がりを見せております。入場観客も2万6千人を超えて、以前のような盛り上がりが競馬場に戻りつつあります。今週からは東京競馬場は約7万人の観客を迎えることができるようになるので、一層、熱気に拍車がかかりそうです。大勢の観客を迎える今週のメイン競走は3歳世代の牝馬頂点を決める戦い、優駿牝馬・オークス(GI)が行われます。3歳世代の牝馬から選りすぐりの18頭が集結し、一度しかないオークスという舞台を謳歌します。

世代の牝馬の頂点に最も近い存在は牝馬クラシック第1弾の桜花賞(GI)を制したスターズオンアースでしょうか。フェアリーステークス(GIII)、クイーンカップ(GIII)とあと一歩のところで重賞タイトルを逃していた逸材が、前走の桜花賞でようやく掴んだビッグタイトル。父ドゥラメンテは東京2400mの日本ダービーを優勝しており、同じ舞台のオークスで娘が2冠を達成するのか注目が集まります。
2歳の牝馬チャンピオン・サークルオブライフも忘れてはいけません。前走の桜花賞では、内枠の馬が好走する中、サークルオブライフは8枠16番で2歳王者の地力を証明。直線の長い東京競馬場は末脚鋭い本馬にもってこいの舞台と言え、アルテミスステークス(GIII)や阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)で見せた豪脚が再び見られるかもしれません。
トライアルレース・フローラステークス(GII)を制したエリカヴィータや桜花賞2着馬のウォーターナビレラも逆転での世代の頂点を虎視眈々と伺っています。
当協会からは、上述のサークルオブライフの他、パーソナルハイ、スタニングローズ、プレサージュリフト、ベルクレスタ、ライラック、ホウオウバニラ、ルージュエヴァイユが出走します。
D.レーン騎手を背に、フラワーカップ優勝の勢いで、女王の座を狙うスタニングローズについて、オーナーの(有)サンデーレーシング様は前走のフラワーカップ優勝後、オークスを目標に調整してきました。良い状態に仕上がっており、GI勝利を期待します。」とコメントをくださいました。

可憐な少女たちが繰り広げる熱き戦い、第83回優駿牝馬・オークス、是非、お楽しみください!

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