きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

オークスへの切符

4月24日は、今野貞一 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、東京競馬場でフローラステークス、阪神競馬場でマイラーズカップが行われます。フローラステークスはオークストライアル、マイラーズカップはヴィクトリアマイルあるいは安田記念の前哨戦です。

フローラステークスの創設は1966年で、「サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別(オークストライアル)」の名称で歴史がスタートし、その後、2001年に馬齢表記の変更に伴い「サンケイスポーツ賞フローラステークス(オークストライアル)」の改称されます。創設当初は東京と中山を舞台が行き来し、1971年からは東京1800mに定着。1987年より2000mに距離が延長され、現在に至ります。2着以内にオークスの優先出走権が与えられるレースです。

昨年は5番人気クールキャットが優勝しました。道中4番手からの抜け出しての優勝でした。次走でオークス馬となるユーバーレーベンは上がり最速で追い込むも届かず3着でした。

今年のフローラステークスは15頭の出走となりました。過去10年1〜3着の枠番は、
1枠 : 2-1-1
2枠 : 3-0-1
3枠 : 2-2-3
4枠 : 0-2-0
5枠 : 0-2-1
6枠 : 1-2-0
7枠 : 0-0-1
8枠 : 2-1-3
となっています。東京開幕週ですから、内枠有利な馬場傾向もありますが、昨年優勝したクールキャット、2020年3着のフアナ、2018年2着パイオニアバイオ、3着ノームコア、2016年1着チェッキーノ、2014年3着マイネオーラムと8枠から3着以内に入った馬も目立ちます。ただし、いずれも10番手以内の位置取りでした。ペースは概ねゆるく流れ、直線での上がり勝負になる傾向があるので、道中内側を走れる馬、上がり勝負に強い馬、好位でレースができる馬が展開有利となりそうです。

土曜時点のオッズでは、ルージュスティリアが2.8倍、ルージュエヴァイユが4.1倍、ラスールが5.0倍、パーソナルハイが8.4倍、マイシンフォニーが13.9倍、キタサンシュガーが19.3倍、ホウオウバニラが19.7倍、エリカヴィータが26.6倍、シンシアウィッシュが33.9倍、ゴールデンアワーが34.0倍、ヴァンルーラーが44.5倍、ストキャスティークが59.0倍、エバーハンティングが73.6倍、トゥーサンが115.6倍、モチベーションが156.6倍となっています。

昨年はユーバーレーベンがフローラステークスを経由してオークス馬になっています。今年フローラステークスでオークスへの切符を手にするのは、どの馬でしょうか。

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