きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

まだまだ続くGIへと続く熾烈な戦い

3月19日は、蛯名 正義 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

春の開催に入ってからは毎週、クラシックや古馬GIに向けた熱い戦いが繰り広げられていますが、今週もGIへと続く熾烈な戦いが待ち受けています。
土曜日には、中京競馬場でNHKマイルカップに通じる前哨戦・ファルコンステークス(GIII)が、日曜日の阪神競馬場では伝統の天皇賞(春)のステップレースとして阪神大賞典(GII)が、中山競馬場では皐月賞トライアルのスプリングステークス(GII)が、そして祝日の月曜日には中山競馬場で3歳牝馬重賞フラワーカップがそれぞれ行われます。

スプリングステークスの過去の勝ち馬を見ると、ロゴタイプ、オルフェーヴル、アンライバルド、メイショウサムソンなどスプリングステークスでの勝利を足掛かりに、一気に皐月賞のタイトルを獲得する名馬が数多くおりますが、近5年では2020年の勝ち馬ガロアクリークの皐月賞3着が最高着順と、少し寂しい成績が続いております。ホームグラウンドの中山競馬場でのトライアルレースということで、スプリングステークスの優勝馬には是非、本番の皐月賞でも好走を期待したいところです。

今年は、共同通信杯(GIII)で出遅れて5着のアサヒ、京成杯(GIII)で1番人気に支持されていたアライバル、シンザン記念(GIII)で2着の実績のあるソリタリオ、2勝を挙げているサトノヘリオスなどが出走しますが、重賞タイトル馬はおらず、混戦模様と言えそうです。どの馬にも皐月賞への出走のチャンスがあり、皐月賞への切符を手にするための熾烈な争いが予想されます。
昨年、このスプリングステークスをアサマノイタズラで2着となった当協会の会員、星野壽市様は、今年はエンギダルマで出走。2年連続で皐月賞にご愛馬を送り出せるでしょうか。星野様からはエンギダルマについて「調教師の先生から状態は良いと聞いています。牝馬クラシックを制したアユサンの子どもで、皐月賞へ進めれば昨年のアサマノイタズラに続いて2年連続となります。何とか3着以内で権利を取って欲しいです」とコメントをいただきました、馬名の通り、ここを優勝して縁起よく皐月賞に向かいたいところでしょう。

各地で繰り広げられるGIへの熾烈な戦い。競走馬の勇姿を、是非、目に焼き付けてください!!

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