きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

フェブラリーステークスへ向けて

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は東京競馬場でダート重賞の根岸ステークス、中京競馬場で短距離重賞のシルクロードステークスが行われます。根岸ステークスはフェブラリーステークス、シルクロードステークスは高松宮記念の前哨戦です。

根岸ステークスは、1987年に創設された重賞レースで、JRAで行われているダート重賞では3番目の歴史を持ちます。
創設当時は11月開催の東京競馬場ダート1400mが舞台でしたが、1990年に1200mに短縮され、2001年に1回東京開催に舞台が移り距離も1400mに戻ります。フェブラリーステークスの前哨戦として、優勝馬にフェブラリーステークスへの優先出走権が与えられます。

昨年はレッドルゼルが人気に応えて優勝しました。道中中団追走から、直線接戦での叩き合いを制しての重賞初制覇となりました。

今年の根岸ステークスは16頭の出走となりました。過去10年1〜3着の枠番は、
・1枠 : 0-2-3
・2枠 : 2-1-0
・3枠 : 2-3-1
・4枠 : 1-1-2
・5枠 : 1-2-0
・6枠 : 2-0-1
・7枠 : 0-1-3
・8枠 : 2-0-0
となっています。毎年3〜6枠のいずれかの馬が馬券対象となっています。また下位人気馬の優勝はないものの、2021年2着ワンダーリーデル(10番人気)、2020年3着スマートアヴァロン(9番人気)、2016年3着グレープブランデー(10番人気)、2015年3着アドマイヤロイヤル(15番人気)、2013年3着セイクリムズン(10番人気)、2012年2着トウショウカズン(9番人気)と2、3着に下位人気の馬が来るケースが目立ちます。いずれも重賞、G1実績ありながら近走不振で人気薄からの立て直しか、オープン勝ちも低評価のケースとなっています。人気薄を狙うのであれば、その点を注目するのがよさそうです。

土曜時点の前日オッズでは、ヘリオスが4.1倍、タガノビューティーが4.8倍、オメガレインボーが5.8倍、ソリストサンダーが5.9倍、スリーグランドが9.8倍、タイムフライヤーが10.2倍、エアアルマスが13.0倍、テイエムサウスダンが21.3倍、モジアナフレイバーが22.5倍、ジャスパープリンスが36.5倍、オーロラテソーロが60.5倍、ジャスティンが62.4倍、レピアーウィットが74.8倍、リアンヴェリテが102.4倍、サクセスエナジーが115.9倍、トップウイナーが199.0倍となりました。

フェブラリーステークスへ向けてのダート重賞に注目です。

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