きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

名馬への道

2月13日は、大江原 哲 調教師、田中 剛 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、東京競馬場で共同通信杯、阪神競馬場で京都記念が行われます。共同通信杯は3歳重賞、京都記念は古馬重賞になり、春のG1戦線を見据えてのレースになります。

共同通信杯は今年で56回目の歴史を数えるレースです。過去クラシック三冠を制したミスターシービー、ナリタブライアンを送り出し、近年ではジャングルポケット(ダービー)、ゴールドシップ(皐月賞、菊花賞)、ディープブリランテ(ダービー)、イスラボニータ(皐月賞)、ドゥラメンテ(皐月賞、ダービー)、ディーマジェスティ(皐月賞)と、共同通信杯を経てその年のクラシックを制覇しています。昨年の優勝馬エフフォーリアは、同レース制覇から皐月賞へ直行しクラシック制覇。ダービーはハナ差の2着で、秋は古馬戦線へと切り替え、天皇賞(秋)、有馬記念と優勝し年度代表馬に輝くなど名馬の道を歩んでいます。

今年の共同通信杯は11頭の出走となりました。過去10年1〜3着の枠番は、
・1枠 : 3-1-0
・2枠 : 0-3-0
・3枠 : 1-0-0
・4枠 : 1-1-4
・5枠 : 2-0-0
・6枠 : 2-1-2
・7枠 : 1-3-3
・8枠 : 0-1-1
となっています。フルゲートになることは少ないレースで、ここ9年続けて4〜6枠の馬が3着以内に入っています。例年ペースは中団ゆったりと進み、後半11秒台がつづいて上がり勝負になる傾向が多く、後方からレースを進める馬にとっては展開不利、3着以内に来た馬の多くは前にポジションを取っていました。後方からまくり競馬でG1を勝ちまくったゴールドシップが3歳時に共同通信杯を制覇してますが道中3番手からのレースでしたし、昨年ダービー馬となったシャフリヤールも8枠からのスタートで中団後方から追い上げるも前には届かず3着でした。馬券は中団よりも前、あるいは好位でレースを進める馬から検討してみてはいかがでしょうか。

土曜時点の前日オッズでは、ジオグリフが2.9倍、アサヒが3.9倍、ダノンベルーガが4.7倍、ダノンスコーピオンが4.7倍、アケルナルスターが17.8倍、レッドモンレーヴが19.5倍、ジュンブロッサムが22.4倍、ビーアストニッシドが31.6倍、アバンチュリエが33.1倍、サンストックトンが71.5倍、エイシンシュトルムが135.0倍となっています。

歴代の名馬が歩んだ道を、今年どの馬が先頭で駆け抜けるでしょうか。

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