きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

中山巧者は誰だ!?アメリカジョッキークラブカップ

ようこそいらっしゃいませ。

今週は、中山競馬場で、冬の伝統のGII競走・アメリカジョッキークラブカップ(通称:AJCC)が、中京競馬場では、2月のダート頂上決戦GIフェブラリーステークスに向けた前哨戦のGII東海ステークスが行われます。

今年で63回目を迎えるAJCC。過去の優勝馬を振り返ってみると、有馬記念を制したブラストワンピース、マツリダゴッホや、AJCC以外の中山重賞も制しているシャケトラ、ヴェルデグリーン、ネヴァブション、クラフトワークなど、中山重賞での実績がある馬が多数おります。また中山重賞での優勝経験は無いものの、皐月賞GIで3着の実績があるダンビュライトや、全6勝中5勝が中山での勝利だったクリールカイザーなど、中山巧者が好成績を残していることが伺えます。
昨年は中山初出走だったアリストテレスが優勝しましたが、基本的には、中山でのコース実績がある馬に注目!というのがこのレースの馬券を制する鍵となりそうです。

早速、今年の出走馬を確認すると、中山重賞の朝日杯セントライト記念(GII)を制したアサマノイタズラ、中山で行われる2歳GIホープフルステークスで2着のオーソクレース、中山で4勝を挙げているクレッシェンドラヴなどが目に付きます。また、既にAJCCの優勝経験があるダンビュライトも忘れてはならない存在でしょう。
アサマノイタズラのオーナー星野壽市様からは「有馬記念では喉に炎症がでたようですが、その後の追い切りでは問題ないと聞いています。中山は重賞も制した相性の良いコースですが、まずは無事に回ってきてくれることを願っています。」とお話いただきました。

また、今年に入り中山馬主協会の会員ご愛馬が、毎週、中山重賞レースを優勝しています。

中山金杯:レッドガラン
フェアリーステークス:ライラック
京成杯:オニャンコポン

AJCCには、アサマノイタズラ、アンティシペイト、キングオブコージ、ソッサスブレイ、ダンビュライトの5頭が出走します。
ホームグラウンドの中山競馬場で快走を続ける会員ご愛馬の走りに、是非、ご注目ください!

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