きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

2022年、3歳重賞スタート

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は中京競馬場でシンザン記念、月曜祝日は中山競馬場でフェアリーステークスが行われます。どちらも3歳重賞になります。

フェアリーステークスは今年で38回目の歴史を刻みます。レースの創設は1984年で「テレビ東京賞3歳牝馬ステークス」として行われ、1994年に「フェアリーステークス」に変更されました。距離は1600mから1200mに変更されたのちに、2009年にマイルに戻り1月にレースも移動され現在に至ります。

昨年はファインルージュが優勝しました。道中中団につけて直線抜け出し、後続を2馬身1/2差離しての勝利でした。ファインルージュはこのあと桜花賞へ直行。クラシック制覇こそ叶わなかったものの、桜花賞3着、オークス11着、秋華賞2着と活躍しました。

今年のフェアリーステークスは16頭の出走となりました。過去10年1〜3着の枠番は、
・1枠 : 2-0-2
・2枠 : 1-2-2
・3枠 : 1-1-2
・4枠 : 3-2-1
・5枠 : 1-1-0
・6枠 : 0-1-0
・7枠 : 1-0-3
・8枠 : 1-3-0
となっています。過去10年では1、2枠のいずれかの馬が3着以内に入る傾向がありますが、かといって外枠が不利なわけでもなく、7、8枠からの連対馬も多くいます。
この時期の3歳牝馬重賞ですから実力を推し量るのは難しく、1番人気馬の勝利は2014年オメガハートロックのみで、二桁人気馬が過去10年で1着3回、2着3回の成績を残しています。一筋縄ではいかないレースにて、穴狙いも含めて馬券を手広く買いレースを楽しむのがよさそうです。

年が変わって行われる3歳牝馬最初の重賞。春のクラシックへ向けて勝利を手にする馬はどの馬になるでしょうか。

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