きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

エイシンフラッシュの再来なるか?京成杯

1月15日は、原田 和真 騎手、佐々木 晶三 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

今週は、中山競馬場で3歳馬による重賞・京成杯(GIII)が行われます。中山競馬場の2000mで行われるこのレースは、クラシック初戦の皐月賞(GI)と同じ舞台。当然のことながら、皐月賞での活躍が期待されますが、近年での京成杯優勝馬のクラシック活躍は2010年の覇者エイシンフラッシュまで遡ります。

エイシンフラッシュは京成杯を優勝後、皐月賞に直行。11番人気ながら3着に入ると、続く東京優駿・日本ダービー(GI)では、1枠1番からロスなく道中立ち回り、直線では馬群から勝負根性を発揮して抜け出し栄冠に輝きました。古馬になってからも、天覧競馬となった2012年の天皇賞秋を制するなど活躍しました。
引退後は種牡馬として活躍しているエイシンフラッシュ。父としてこのレースにはオニャンコポン、ルークスヘリオスの2頭を送り出しました。きっと、父子制覇を願っていることでしょう。

偉大な先輩エイシンフラッシュ以来のクラシック活躍馬が誕生するのか、今年の京成杯はこの点からも注目です。
このレース、中山馬主協会会員のご愛馬はオニャンコポン、タイセイディバイン、フジマサフリーダム、ホウオウプレミア、ロジハービン5頭出走予定。
フジマサフリーダムのオーナーの藤原 正一様からはご愛馬の京成杯出走について「新馬勝ちをして、初めての重賞挑戦。相手関係も強くなりますので、どのような競馬ができるのか、挑戦者の立場で見守りたいと思います」とコメントをいただきました。

中京競馬場では、土曜日に牝馬限定重賞の愛知杯(GIII)が、日曜日には古馬のGII日経新春杯も行われます。愛知杯には、秋華賞(GI)3着の実績馬アンドヴァラナウトが久しぶりの出走。そして、日経新春杯には、昨年の日本ダービーで3着のステラヴェローチェが登場します。京成杯と併せて、こちらの重賞レースも是非、お楽しみください。

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