きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

あけましておめでとうございます!

1月1日は、藤岡 健一 調教師、伊坂 重信 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

新年明けましておめでとうございます。

年初より中山馬主協会のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
今年も中山馬主協会のホームページは、毎日更新し、競馬ファンや馬主の皆様にさまざまな角度から競馬の魅力と面白さを広めて参ります。
今年も一年間よろしくお願い申し上げます。

さて、新年なので、馬に関する縁起の良いお話を。左馬(ひだりうま)が縁起の良い象徴とされることはご存じの方も多いかと思いますが、その由来を少し紐解きます(諸説ございます)。

古くから人は馬と深く関わって生きてきましたが、『馬は縁起の良い動物とされ、なかでも馬という文字を左右逆さまにした「左馬」は、古くから招福の象徴とされてきました。馬に左から乗れば倒れないとの言い伝えから、左馬は倒れない象徴とされ、人生を大過なく無事に過ごせるという意味が込められています。また、馬は人が引いていくものですが、逆にした左馬は人を引いてくる千客万来、商売繁盛、開運の縁起ものといわれています。それから、左馬の文字の下の部分が巾着に似ていることから「巾着馬」ともいわれ、口がよく締まって入れたお金が逃げていかない、金運のお守りにも使われます。
馬の字を逆さにした左馬
神社で馬に関係するものといえば絵馬があります。馬は古来より霊的な動物として考えられ、神の乗り物として篤い信仰の対象であり、祭りに際して神に献上され、伊勢神宮などの有力な神社では神馬(しんめ)として飼われています。また、祭りに限らず呪術的な儀礼としても神馬の献上が行われ、雨を願うときには黒毛の馬が、晴れを願うときには白毛の馬が、中世には戦いの勝利を祈願するために奉納されていました。次第に、生きた馬を献上するのが難しくなってきてからは、板に書いた馬で代用されるようになり、最終的には現在の「絵馬」となりました』(奈良県二上山ふもとの鎮守の杜ホームページより一部抜粋)。

現代では、競馬というスポーツが最も馬と人を近づけてくれる手段と言えるかもしれません。直接、手に触れる機会は少ないですが、パドックで見る馬たちの毛艶や、ターフから聞こえてくる蹄の音や息づかいを通して、馬を身近に感じることができます。
今年はコロナが落ち着き、満員の競馬場で、皆さまが思い思いに馬を感じることができる一年となることを切に願っております。

×