きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

砂塵を巻き上げ頂上へ!

12月4日は、堀井 雅広 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

先週はコントレイルが自身の引退レース・ジャパンカップで華麗な走りを見せ、有終の美を飾り歓喜に包まれました。
今週は舞台を中京に移し、ダートの頂上決算が行われます。屈強な馬たちによるパワフルな戦いが期待されます。砂塵を巻き上げて頂きに君臨するのはどの馬か、早速注目馬をピックアップしていきましょう。

競馬会の大谷翔平になれるか!?と視線が注がれるのは今年の桜花賞馬・白毛のソダシ。母を含めて、この一族はダートで実績のある血統。芝のGIを制していますが、芝よりも適性が高いのでは!?と期待したくなるのも頷けます。投打の両方で活躍する大谷翔平選手のように、芝とダートの二刀流が完成するのか楽しみです。ご存知の方も多いと思いますが、父のクロフネはNHKマイルカップとジャパンカップダートで、芝とダートのGIを制し二刀流を達成しており、親娘2代での二刀流という可能性も大です。

近年、日本のダートレースで好成績を残しているアメリカンファラオ産駒からは2頭のGI(JpnI)馬がエントリー。
カフェファラオは2月に行われたフェブラリーステークスの覇者。フェブラリーステークス後は芝のレースに挑戦するなど試行錯誤もありましたが、主戦場のダートに戻ってきました。
ダノンファラオは昨年のジャパンダートダービーでタイトルを獲得し、交流重賞で鎬を削ってきました。オーナーの(株)ダノックス様は「波のある性格で成績が安定していませんが、今回、馬体重が減り、スタート次第で期待も持てます。左回りで条件も揃った印象です。」と、ダノンファラオについてコメントをくださいました。

二刀流に挑戦する3歳牝馬。充実の4歳を迎えるアメリカファラオ産駒の2頭。さらに、中央馬相手に堂々の実績を残している地方の雄・カジノフォンテンなど注目馬が多数参戦。馬券的に難解!?な一戦になりそうですが、是非、その勝負の行方を見届けていただければと思います。

×