きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

アメリカからの嬉しい便り&少女と乙女の激突

ようこそいらっしゃいませ。

既に吉報をご存知の方も多いと思いますが、11月6日にデルマー競馬場で行われたアメリカの祭典ブリーダーズカップデーの中で、芝の女王を決めるフィリー&メアターフ(GI)で当協会所属DMMドリームクラブ(株)様のラヴズオンリーユーが日本調教馬初となるブリーダーズカップ制覇を成し遂げました。DMMドリームクラブ(株)様から早速喜びの声が届いております。

DMMドリームクラブ(株)様
「ラヴズオンリーユーで日本馬初の快挙を達成できて大変嬉しいです。4コーナーでヒヤッとする場面もありましたが、そこから素晴らしい脚を使ってくれました。馬や関係者の皆さまに感謝しています。この後は引き続き海外でのレースが続き香港カップに行く予定です。そこでも良い走りを期待しています。」

また同日のダート女王決定戦・ブリーダーズカップディスタフでは同じく日本調教馬のマルシュロレーヌが牝馬で初めてダートの本場アメリカのダートGIを優勝しました。管理する矢作調教師は、なんと、ラヴズオンリーユーとの二冠。
アメリカからの嬉しい便りに競馬サークルが沸いた1週間でした。

さて、ところ変わって日本では、日曜日にエリザベス女王杯(GI)が行われます。クラシックを戦い抜いた少女たちが、歴戦の先輩乙女たちに勝負を挑む女の戦いです。
3歳の代表格は秋華賞馬のアカイトリノムスメ。三冠馬ディープインパクトと牝馬三冠馬アパパネの娘ということで、デビュー前から注目を集めていた少女が、前走、待望のGIを制覇。勢いそのままに古馬へ挑戦します。
4歳以上の乙女の中心は、牡馬に混じりGI大阪杯の勲章を手にしたレイパパレ。宝塚記念、オールカマーと2000mを超えるレースでは苦渋を舐めており、今回も3歳馬と距離が敵となりそうです。

この他、レイパパレが敗れたオールカマーを優勝したウインマリリンなどが出走します。少女と乙女。女王の座に君臨するのはどの馬か、乞うご期待ください!

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