きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

いざG1戦線へ、ハンデ重賞

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、東京競馬場でアルゼンチン共和国杯、阪神競馬場でみやこステークスが行われます。またアメリカ・デルマー競馬場ではブリーダーズカップが行われ、海外馬券が発売されます。

アルゼンチン共和国杯は今年で59回目のレースになります。1963年に日本とアルゼンチンの友好と親善の一環として、「アルゼンチンジョッキークラブカップ」として創設されたレースです。1974年にそれまでアルゼンチンの競馬を管轄していたアルゼンチン・ジョッキークラブから国に移管され、翌年1975年からレース名が「アルゼンチン共和国杯」となります。

昨年は3歳馬オーソリティが優勝しました。春に青葉賞を勝つも骨折によりクラシック出走断念。夏にじっくりと調整され、休み明けで挑んだレースでの勝利でした。

今年のアルゼンチン共和国杯は15頭の出走となりました。過去10年1〜3着の枠番は、
・1枠 : 0-1-2
・2枠 : 2-1-2
・3枠 : 1-1-0
・4枠 : 0-2-1
・5枠 : 2-1-2
・6枠 : 3-2-1
・7枠 : 1-1-1
・8枠 : 1-1-1
となっています。近3年では5枠がつづけて馬券対象となり、過去10年では5枠、6枠に入った馬の活躍が目立ちます。
所属別では
・美浦 : 4-3-6
・栗東 : 6-7-4
年齢別では
・3歳 : 2-0-2
・4歳 : 5-4-4
・5歳 : 1-4-4
・6歳 : 2-2-0
・7歳以上 : 0-0-0
となっています。ハンデ戦ですが、1~3番人気の馬が毎年3着以内に入り、10番人気以下の馬が馬券対象となったのは2018年3着マコトガラハッド(11番人気)の1頭のみです。51キロの軽ハンデでした。馬券は人気上位馬を中心に検討し、穴にするなら軽ハンデの馬がよさそうです。

土曜時点のオッズでは、オーソリティが2.8倍、フライライクバードが5.1倍、アンティシペイトが7.0倍、マイネルウィルトスが7.2倍、アイアンバローズが12.5倍、ディアマンミノルが14.5倍、サトノソルタスが16.6倍、ボスジラが22.8倍、レクセランスが23.6倍、ロードマイウェイが29.2倍、ゴーストが35.4倍、アイスバブルが46.4倍、オウケンムーンが55.5倍、アドマイヤアルバが64.3倍、トーセンカンビーナが75.3倍となっています。

国内G1はちょうど谷間の週で、来週から年末までG1が続きます。G1戦線をさらに盛り上げる馬が飛び出すでしょうか。レースに注目です。

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