きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2021.10.17

2021 牝馬クラシック最終章

ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、阪神競馬場で秋華賞が行われます。3歳牝馬クラシック最終章です。京都競馬場整備工事による開催日程の変更により、阪神競馬場での開催になります。
秋華賞は1996年に創設されたレースです。以前はエリザベス女王杯が牝馬三冠レース最終章でしたが、古馬に開放したことで秋華賞が3歳牝馬限定G1としてその役目を引き継ぐことになりました。競馬史に名を残す多くの名牝が、歴代の優勝馬に名を連ねているレースでもあります。

昨年はデアリングタクトが優勝しました。無敗で春二冠を達成したデアリングタクトは、オークスから直行で秋華賞へと挑み、同世代牝馬を蹴散らし史上初となる無敗での牝馬三冠達成を成し遂げました。

秋華賞の過去10年1〜3着の枠番は、
・1枠 : 0-3-2
・2枠 : 1-2-1
・3枠 : 2-0-1
・4枠 : 1-2-1
・5枠 : 0-1-0
・6枠 : 1-1-2
・7枠 : 3-1-3
・8枠 : 2-0-0
となっています。過去10年、6、7、8枠のいずれかの馬が3着以内に入っています。所属では
・美浦 : 1-3-1
・栗東 : 9-7-9
と関西馬が良成績を収めています。逃げ・先行馬が馬券対象となったのは、2018年ミッキーチャーム(1-1-1-1)、2012年ヴィルシーナ(1-1-2-2)、2011年アヴェンチュラ(2-3-3-2)の4頭で、連対馬の多くは中団・後方から差してくるケースが目立っています。かつてはローズステークスを経由した馬の活躍が多かったレースですが、近年は紫苑ステークスからの連対馬も多く、また3年連続オークスから直行した馬が優勝しています。1999年ブゼンキャンドル(12番人気)、2000年ティコティコタック(10番人気)、3連単1000万馬券となった2008年ブラックエンブレム(11番人気)と派手な大波乱で荒れる印象もありますが、過去10年で二桁人気の馬が3着以内にきたケースは2013年3着リラコサージュ(15番人気)、2019年3着シゲルピンクダイヤ(10番人気)、2020年2着マジックキャッスル(10番人気)の3頭のみです。穴馬から入るよりも、上位人気馬を中心に馬券を検討した方がよさそうです。

土曜時点のオッズではソダシが1.9倍、ファインルージュが6.0倍、アカイトリノムスメが7.8倍、アンドヴァラナウトが9.0倍、ユーバーレーベンが9.3倍、アールドヴィーヴルが27.4倍、アナザーリリックが29.6倍、スルーセブンシーズが30.2倍、ステラリアが39.7倍、エイシンヒテンが43.0倍、サルファーコスモスが55.6倍、ミスフィガロが58.1倍、クールキャットが83.9倍、ホウオウイクセルが119.8倍、スライリーが166.4倍、エンスージアズムが209.6倍となっています。

札幌記念で古馬を蹴散らした桜花賞馬ソダシ、紫苑ステークス馬ファインルージュ、オークス2着のアカイトリノムスメ、ローズステークスを最速上がりで制したアンドヴァラナウト、オークス馬ユーバーレーベンが上位人気となって今年の秋華賞は展開されます。

層の厚い3歳牝馬世代、クラシック最終章を制するのはどの馬でしょうか。