きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

仁川の菊が微笑むのはどの馬か!?

10月23日は、 石橋 守 調教師、上村 洋行 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

コントレイルの無敗の三冠達成に沸いた去年の菊花賞(GI)。そこから早いもので一年が過ぎました。今年の菊花賞は、京都競馬場改修工事のため、なんと42年ぶりに阪神競馬場で施行されます。約半世紀の歳月を経た仁川に咲く菊の華が微笑むのは一体どの馬か、早速注目馬を確認していきましょう。

皐月賞馬エフフォーリア、日本ダービー馬シャフリヤール共に不在の今年の菊花賞。最後の椅子を巡る争いは観戦模様と言ってもよいかもしれません。
前哨戦を制したのはアサマノイタズラとステラヴェローチェの2頭。中山を得意とするアサマノイタズラは朝日杯セントライト記念(GII)でしっかり結果を残して菊花賞へ駒を進めました。初の関西遠征が鍵となりそうです。オーナーの星野壽市様は「前走の走りを見ると少し期待をしてしまうので本音です。前走のように良い脚で追い込んできてくれるのを楽しみにしています。GI、クラシックへの出走というのはお祭りのような感覚です。このお祭りの舞台を楽しみたいと思います」とコメント。大きなお祭りで大輪の花を咲かせたいところです。
ステラヴェローチェは不良馬場で行われた神戸新聞杯(GII)の勝ち馬。もともとはマイル戦で結果を残していた馬。前走は馬場も味方しての勝利との見方がありますが、重賞2勝の力は伊達ではないでしょう。

中山馬主協会所属のオーナーご愛馬は、上記のアサマノイタズラの他に、タイトルホルダー、レッドジェネシス、セファーラジエル、ディープモンスター、モンテディオ、ヴィクティファルスと計7頭が出走を予定。
皐月賞2着の実績があるタイトルホルダーのオーナー、山田弘様はご愛馬について「前回は期待通りの結果となりませんでしたが、今回は調子も上がってきており、枠順も良いので、前回のリベンジも含めて頑張ってもらいたいと思います」と、巻き返しての戴冠を願っておられました。

最後の椅子をめぐる菊花賞。競馬の格言にあるように“最も強い馬が勝つ”と言われるレースを力で制するのはどの馬か、是非、この眼で見届けましょう!

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