きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2021.10.22

来季の競馬は凄いことになる!

10月22日は、 池添 兼雄 調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

先週お伝えしたように、競馬発祥の地イギリスの今年の平地シーズンが終了しました。この後もレース自体は行われるのですが、リーディングジョッキーなどの成績優秀者は、オフィシャルに認定されているこの期間のみを対象として集計され表彰されます。リーディングジョッキーは短期免許などで日本ファンにもお馴染みのオイシン・マーフィー騎手とウィリアム・ビュイック騎手が最後の最後まで激しいツバ競り合いを演じましたが、マーフィー騎手が何とか2勝差で逃げ切り3年連続でチャンピオンジョッキーの座を死守しました。リーディングトレーナーはビュイック騎手が主戦を務めるゴドルフィン専属厩舎のチャーリー・アップルビー調教師の頭上に輝きました。過去11年連続で通算12度も王座を独占していたガリレオが君臨するリーディングサイアーでは大波乱が起きてました。

今年亡くなったガリレオですが、来年生まれるラストクロップを含めて残された遺児たちが健在ですから、当分はリーディングの座は安泰と考えられていたのですが、そのガリレオ直仔フランケルが大噴火!アップルビー師とビュイック騎手のゴドルフィンコンビが競馬場に送り込んだアダイヤー、ハリケーンレーンなどがビッグレースを勝ちまくり、偉大なガリレオに大差をつけたままゴールインするようです。しかし今後もフランケルで“鉄板”とは言い切れず、ガリレオ半弟で大一番で底力を爆発させるシーザスターズ、ガリレオ系の血を持たず競り市での評価も高くーフランケルと同馬主でスタッドメイトのキングマンなど大物種牡馬が多士済々、来季も予断を許さない白熱の戦いが続きそうです。

シーズンはファイナルでも、来季に向けた競馬は続きます。今週はイギリスのドンカスターとフランスのサンクルー で合計3つの2歳G1が行われます。大きな注目を浴びているのはドンカスター。名手ライアン・ムーアを鞍上に来年のダービー最有力候補ルクセンブルクが登場するからです。ガリレオ後継馬の一頭と大馬主クールモアが期待するキャメロットの血で、勝てば父子制覇を達成し、父が成し遂げたギニー&ダービー二冠へと羽ばたきます。今季はライバルのゴドルフィンに名を成さしめたクールモア&エイダン・オブライエン勢ですが、来季の大逆転に向けて、ここはケジメをつけておきたい?ダービー戦線は、エリザベス女王陛下のリーチフォーザムーンという馬も上位人気に支持されています。来年は女王在位70周年をお祝いする“プラチナジュビリー”で盛り上がる中、競馬にとっても特別な年になりそうです。今からワクワクドキドキが止まりません。