きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2021.8.7

砂塵を巻き上げ、狙うはダートタイトル!

ようこそいらっしゃいませ。

夏も真っ盛り。木曜日には40度を越えた観測地点もあったほどの気候が日本列島を包んでおります。人間もこの暑さに参ってしまう日々ですが、人間と同様に競走馬にも熱中症は存在し、高体温や発汗の継続、呼吸過多、ふらつき、さらに重症になると横臥し立てないという症状が現れます。トレーニング後には、冷水シャワーなどで体温を下げるなど、熱中症対策を施す必要もあり、夏の競走馬の管理の難しさを実感する季節でもあります。今週末の天候は曇天が予想される地域が多いですが、蒸し暑さは続きそうなため、人馬とも体調管理が勝利の鍵を握っているかもしれません。

さて、今週末は新潟競馬場でレパードステークス(GIII)、函館競馬場でエルムステークス(GIII)と、ダート重賞が2競走行われます。

レパードステークスは3歳馬限定のレースで、ここをステップに秋の古馬との対戦やGI(JpnI)へと歩みを進めたい競走馬が多く出走します。今年の出走馬をみると1勝クラスを勝ち上がったばかりの馬が多く目立ち、このレパードステークスでライバル馬たちに差をつけることができるか、という点が見どころのひとつです。当協会からは5頭が出走を予定しており、ラヴォラーレ号のオーナー(株)ローレルレーシング様からは「東京で2連勝し、ここ目標に調整、馬は順調に来ており抽選も無事に通ってホッとしています。現状では時計の早さについていけるか、など不安もありますが、まずはこの重賞の舞台でどこまで戦えるかを楽しみながら見守りたいと思います」とコメントをいただきました。

エルムステークスは古馬も交えたダート戦。例年は札幌競馬場で開催されるレースですが、今年は函館開催。馬券を購入するうえでは、このコース替わりを予想するのも重要といえそうです。タイムフライヤーをはじめとする重賞タイトルホルダーとアメリカンシードなどの新興勢力が激突します。ディフェンディングチャンピオンのタイムフライヤーについて、オーナーの(有)サンデーレーシング様は「前走のマリーンステークスでは力むところがありましたが、エルムステークスに向けた追い切りでは折り合い面もよくなっています。状態は良いので連覇を期待します」とお話いただきました。

オリンピックも本日と明日を残すのみ。本日は女子マラソンや女子ゴルフの最終ラウンドなどが行われ、明日は男子マラソンの他、閉会式が行われます。終盤戦となったオリンピックの興奮と共に、今週末は砂塵が舞うダートの熱戦も、是非、お楽しみください!!