きょうの蹄音 競馬にまつわるちょっといい話

難解ハンデキャップ競走

7月18日は、松岡正海 騎手の誕生日です。誕生日おめでとうございます!
ようこそいらっしゃいませ。

日曜は、函館記念と中京記念の2つの重賞レースが行われます。
函館記念は「サマー2000シリーズ」第2戦、中京記念は「サマーマイルシリーズ」第2戦として行われます。中京記念は開催日程の変更により、今年は小倉競馬場・芝1800メートルで行われます。

函館記念は今年で第57回目の歴史を数え、函館競馬場で行われる重賞の中で最も歴史が古いレースです。
昨年はアドマイヤジャスタが優勝しました。2歳時にはホープフルステークスでサートゥルナーリアの2着の実績を持つアドマイヤジャスタでしたが、クラシック戦線以降の成績が二桁着順続きでレースでは15番人気でした。それまでの鬱憤を晴らすような勝利で、2着に13番人気ドゥオーモが入り3連単は300万円を超える馬券となりました。

今年の函館記念は16頭の出走となりました。
過去10年1〜3着の枠順をみると
・1枠 : 0・1・3
・2枠 : 4・3・1
・3枠 : 2・2・0
・4枠 : 2・2・0
・5枠 : 0・1・2
・6枠 : 1・0・0
・7枠 : 1・1・1
・8枠 : 0・0・3
ハンデ別の成績では
・52kg : 0・2・0
・53kg : 0・2・1
・54kg : 4・1・2
・55kg : 2・1・4
・56kg : 3・1・1
・56.5kg : 0・1・0
・57kg : 0・0・1
・57.5kg : 1・1・1
・58kg : 0・1・0
となっています。
逃げた馬がそのまま残るケースもあれば、直線外から追い込んできた馬同士で決まる年もあったりと、ハンデ戦ということもあり非常に結果が読みにくいレースになっています。
例年2回函館開催のレースですが、今年は開催日程変更により1回函館開催でのレースになります。その点を考慮すると、馬場内側を走れて前に行ける馬が今年は有利に展開するのではと予想されます。

土曜時点のオッズでは、カフェファラオが4.8倍、トーセンスーリヤが5.4倍、マイネルウィルトスが5.6倍、ワールドウインズが6.5倍、ジェットモーションが12.8倍、ハナズレジェンドが14.4倍、サトノエルドールが18.0倍、レッドジェニアルが18.4倍、ワセダインブルーが19.8倍、ディアマンミノルが21.4倍、アドマイヤジャスタが24.3倍、バイオスパークが26.2倍、マイネルファンロンが27.3倍、ドゥオーモが34.5倍、アイスバブルが52.3倍、タイセイトレイルが70.1倍となっています。
今年のフェブラリーステークスを制したカフェファラオ(牡4)が初の芝レース参戦で注目を集めています。

函館記念は毎年のように伏兵が台頭します。さて今年はどうなるでしょうか。

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