きょうの蹄音競馬にまつわるちょっといい話

2021.7.17 今年初の２歳重賞・函館２歳ステークス

7月17日は、伊藤伸一調教師の誕生日です。誕生日おめでとうございます！
ようこそいらっしゃいませ。

今週は函館競馬場で、今年初のＪＲＡ２歳重賞・函館２歳ステークスが行われます。見事に早々と新馬戦や未勝利戦を勝ち上がった８頭と、未勝利ながら果敢に重賞の舞台にチャレンジする２頭、そして道営所属１頭という多彩な顔ぶれとなる今年の函館２歳ステークス。
例年、この時期の道営馬は仕上がりも早く、過去にはモアレジーニアスやハートオブクィーンなど優勝馬も出ています。また地方馬の活躍でいえば、先日行われた地方交流ＪｐｎIのジャパンダートダービーではキャッスルトップが中央勢を退け優勝しており、地方馬の勢いは侮れないでしょう。

中央勢では、今年デビューの新種牡馬が多く、この函館２歳ステータスに出走します。
シルバーステート産駒が３頭、ドレフォン産駒が２頭、ヴァンキッシュラン産駒１頭と、出走馬の約半数が新種牡馬の産駒となっております。
シルバーステート産駒のメリトクラシーは中京で新馬を勝ち上がり北海道に遠征。オーナーの（株）Ｇ1レーシング様からは「前走を勝った後も順調に調整できました。追い切りの感触も良いので自信をもって送り出せます」と意気込みをいただきました。
ドレフォン産駒カワキタレブリーのオーナー川島和範オーナーも当協会所属。愛馬について「亡くなった父が悲願としていたＧI制覇に向けての第一歩として、この馬の力を発揮して欲しいですが、まずは怪我無く無事にレースを終えてくれることを願っています。」とコメントをくださいました。

２歳勢今年初の重賞馬という称号のみならず、暮れのＧIに向けた賞金加算という点でも重要な一戦となる函館２歳ステークス。是非、若駒の躍動感・若々しさ溢れる走りをご覧ください。
また、今週は函館伝統の重賞・函館記念と変則開催で小倉競馬場にて行われる中京記念もございます。どちらもサマーシリーズに位置付けられる一戦。こちらも、馬券を買って応援しましょう！！

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